中谷美紀「ないものねだり」を読んで
眠れない夜にKindleで新しい本をいくつか購入しました。
その中の一冊に女優中谷美紀さんの著書「ないものねだり」があるのですが、さすが女優さん!と言わざるを得ない彼女のプライベートが綴られています。
映画「阪急電車」で中谷美紀さんを拝見して以来、好きな女優さんのひとりです。
そんな彼女の人となりに興味があり、この本を購入しました。あれだけの美人で女性らしい所作も完璧な彼女ですが、プライベートでは抜けているところもあったりするのかな~なんていう好奇心で。
ですが、綴られたプライベートも女優中谷美紀のイメージそのまま。役作りのために習い事をしたり勉強をしたり。私の知らない深い世界が広がっていました。
初めてのことにも躊躇せずに挑戦する姿は尊敬です。交友関係の広さも私にはないもの。
自分が持っていないものばかりで、尊敬の念を抱くとともにショックを受けることもありました。いい意味で自分を奮い立たせるというか。まさにないものねだりです。
これを人生経験の差といってしまえばそれまでですが、中谷さんの学びを忘れない姿勢があるからこその結果なのかなと思いました。
この本には、遅刻しながらも友人と花見に行った話や、炊飯器を使わずにお米を炊こうと奮闘、といったエピソードも綴られており親しみを感じる一冊でもありました。
久しぶりに女優さんのエッセイを読んでインスパイアされたので、つたない文章で表現力もありませんがブログに書きたくなってしまいました。今日もお付き合いありがとうございました!